皆さん朝起きて一番最初にすることはなんですか?私は携帯でニコニコ静画を開き、お気に入り登録をしている漫画が更新されているかどうかをチェックします。更新されていたら、ラッキーデイ。今日一日何かいいことが起こりそうな予感を感じます。そして、読みます。顔を洗うよりも、歯を磨くよりも、朝ごはんを食べるよりも早く。
更新されていなかったら?ノーマルデイ。今日一日無事平穏に暮らせる予感を感じます。そして、昨日読んだ回を読みます。そして、身体を起こし、洗面所に向かいます。気力充実、本日も快晴なり。寝ぐせは放埓、本日もエネルギッシュです。
さて、何の話かと言うと、私は漫画が好きだという話。普通の人よりは読んでいるのではなかろうか。「小説とどっちが好き?」と聞かれたら、「うーん。どっちも?」と答えるだろうけど。手軽に読める分、量的には漫画の方をたくさん読んでいると思うのです。こんなこと比べる必要があるのかどうかわかりませんが。(たぶんないでしょう。)
というわけで、今日も今日とて寝起き一発目は漫画を読んでいた私。今日は金曜日ではありますが労働がお休みだったので、漫画の時間をいつもより長めに取りました。そんな漫画の時間にふと思い出したのは、ずいぶん前に知人と会った時に「小学校の頃、漫画描いてたじゃん?あれまだ保管してるの?」という言葉そしてその場面。漫画を描いていた?私が?というわけで、記憶をたどってみると、確かに描いていた記憶があります。ジャポニカの自由帳に描いていた落書きみたいな漫画です。現物が手元にないので、見返すことはできないけれど、今見たら恥ずかしくなるような画力とクオリティ、話の筋は支離滅裂、漫画の文法も破りまくりな言わば「黒歴史」的なものなのではなかろうか。
さてその知人と会った次の日、私は本屋で川崎昌平『労働者のための漫画の描き方教室』という本を買って読んだのでした。なぜ?小学校の頃の記憶をたどってみると、拙い作品ではあったけど、やはり描いている時は楽しかったように思い出されたからです。また、機会があれば描いてみよう。でも、どうやって始めたらいいかわからない。というわけで、ハウツー本のようなものを読んでみようと思ったのでした。
回想終わり。さて、そんなことを思い出した私は「今日こそその時だ!」と一念発起したわけです。丁度休日だし良い機会です。漫画を描いてみよう!イラストは下手だけど。みんな最初は下手だからね。うん。
残念ながら『労働者のための漫画の描き方講座』は引っ越しの時に祖母の家に置いてきてしまったので、手元にはないけれど内容は朧げに覚えています。とりあえず具体的に使えそうなこととして1つ覚えているのは。
・できるだけ簡単に描けるキャラクターで描くこと。
時間の無い労働者が漫画を描き続けるためには凝った絵だと長く続かないという理由だったように思います。(本当に朧気だ。)というわけで、妹から液晶タブレットをパクってきた私はクリップスタジオというソフト(有料)をインストールし、なんとかキャラクターを描いてみました。
これくらいデフォルメしておけば、それなりに誤魔化しも効くし、そこまで時間をかけずに描けるのでは?などと甘い考え。(今回はキャラクター設定ということでカラーです。)
さて、なぜ女の子かというと、おじさんを描くより楽しいかなと思ったからなのでした。まぁ、でも拙い絵ではあるけれど、それなりに見てはいられるようなものなのではないかしらん?とりあえず、目を覆うほどひどい出来ではないのではないかと思っています。さぁ!この女の子を主人公に漫画を描いていこうではないか!しかし、今日はこのキャラクターを生み出すために時間をかけすぎてしまったので、続きはまた次回といたしましょう。(続くのか…?)